六弦精舎(前田バンブーギター工房)

前田工房の近況

① 前田バンブーギター(表松)...一つの答えを紹介 

納得のバンブーギターのご紹介
改良に改良を重ね、悩みに悩み続け、ひとつのの答えになるようギターが完成しました。表面板は松ですが、側面、裏板等はバンブーで作り上げた逸品です。今回は、あえて通常の塗装は施さず、竹の自然な肌触りの仕上げにしたところ、竹ギター本来の透明感のある音質に加え、シャープさのあるキレのいい音を出すことに成功しました。
一度、試奏してみてください。工房でお待ちしています。
▼希望価格40万円
松材の肌芽を生かして極薄塗装仕上げ。
表は松、指板は黒檀。

③ 新作 木製ギターの紹介 

古典的な材料...ローズ、マホガニー、黒檀...それに表はラオス檜を使用しました。倍音を極力消去した表板の内部構造。どうぞ試奏してみて下さい、工房でお待ちしております。希望価格40万円。
表板はラオス檜。
中山修門下生のエンブレム。
弦止めは4mm角のハカランダチップで。

④ オールバンブーギター最後の実験

オールバンブーギター(表も竹の合板)に関わって12年目、今度の実験で良くも悪くも結論がでます。7月末に指板を貼りましたがなかなかフレットが打てません。6~7年乾燥させた黒檀ですが、まだ動いています。8月末には動きも治まり、フレットが打てる事でしょう。
工房は賃貸なので火事が心配、現在(2024.2.12)自宅に保管中。
指板の動きの記録

⑤ 次作へ向けて...

私の愛用の道具達、中山修のロゼッタを切り取り埋め込みました。

⑥2022年11月12日和光アカデミーにて個人展を開催しました。

中山工房へ入門して13年目を迎えました。これまで追求して来た音響を世に問いたく、①オールバンブーギター②バンブー&松表のハイブリッド③ハカランダ&松表の7台を展示しました。
ハカランダ&松...裏板接着の土台となる支え板を側板に接着中。
ペオネスは1個ずつ側板と表板を繋いで接着。ストレスフリーで表板が側板に固定される。
一番左はバンブー&杉表の試作品、右2台がハカランダ。

⑦ハカランダ&松...4月中に裏板を張り、パーフリングを巻き、連休中に指板を張ります。

個人展示会のご報告

クラッシックギターの個人展を開催しました。
①オールバンブーギター2台:指板と駒を除いて全てを八女市上辺春の孟宗竹の合板で作ったもの。
②バンブーハイブリッドギター3台:①の亜種として、表板に松系の材料を用いたもの。
③木製ギター2台:ハカランダ、ローズ、マホガニー、松など古典的な材料を用いたものです。
私の最終目標は、①を②や③の音響レベル迄持って行く事ですが、未だ研究の途上です。
on2022.11.12pm @和光音楽アカデミー(福岡市早良区室見1-3-11)
尚、現時点(2023.2.27)では②が1台嫁に行って、2本残っております。

『前田剛志バンブーギター製作記念展示会』をR4年11月12日に開催致しました。
Duo友人の矢ヶ部輝明さんが運営と進行を、パシコン同僚の辻幸英さんが録画を作成してくれました。30分の長編ですので時間のある方はご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=rxLoH5qswBs

現在の在庫状況は...①オールバンブーギター(25万円)②-1 バンブーハイブリッドギター(表松:40万円)②-2 バンブーハイブリッドギター(表ラオス桧:30万円)③木製ギター(ローズ、ラオス桧:40万円)...の4本です。

①オールバンブーギター

市場に出す2台目のオールバンブーギターです。

②-1バンブーハイブリッドGr.

手持ちの自信作、バンブーボックスに松表のハイブリッドGr.:40万円

②-2バンブーハイブリッドGr.

ラオス桧を表材につかったハイブリッドGr.:30万円

③木製ギター

古典的な材料を使用した木製Gr.バックサイドはローズ、表はラオス桧:40万円

ハカランダ2台製作中。

1台目:最後の磨きであるオイルクレイ仕上げ待ち。そしてフレットサイドの面取りをして緑の指板防護を外せば完成。今回は塗装前に、若手の超聴感ギタリストのチェックを通過...塗装後の音響が楽しみです。
2台目:駒張りを終えて1回目塗装の準備...フレット端からの塗料侵入を防止するため、糊を溶いて予め先客として侵入経路を封鎖。この一手間は筆者独自の工夫。5月完成の予定。(2024.2.12現在)
サイド、バックがハカランダ、表スプルス。
駒飾りは師匠の中山仕様。
塗装前の状態、指板はカメルーン黒檀。
塗装準備...フレット端からの塗料侵入防止策。

ハカランダ&スプルス完成

2台並行製作のうちの1台目が完成しました。ギターとは誠に不思議な存在です。早速、弦を張り音出しして見たら低音は文句なしですが、高音域に不満が残る。塗装前の音響に大きな期待を持っていただけに...気落ち。想いが醒めて工房に吊るして放っておきました。
1週間ほど経過して触ってみたら...なんと高音の発声が変化している。塗装前の音響が蘇って来た、これなら十分に使えそうです。

ハカランダ&スプルス完成

2台並行製作のうちの1台目が完成しました。ギターとは誠に不思議な存在です。早速、弦を張り音出しして見たら低音は文句なしですが、高音域に不満が残る。塗装前の音響に大きな期待を持っていただけに...気落ち。想いが醒めて工房に吊るして放っておきました。
1週間ほど経過して触ってみたら...なんと高音の発声が変化している。塗装前の音響が蘇って来た、これなら十分に使えそうです。
因みに、昨年はギター仲間の協力を得て下記イヴェントを行いました。
https://youtu.be/uygfLfZM5fc
表板はスプルス
バック&サイドはハカランダ
中山工房門下生のエンブレム NO18作
弦止は自作のハカランダチップ

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